先生の犬をグルーミング

まさか授業で学校の担任の先生の愛犬をグルーミングすることになろうとは、、

ちょっと甘えん坊だからと渡された子に私はびびりまくった。

もしこの子に怪我でもさせたら、私の学校生活2年目はどんな悲惨なことになることだろう。

「この子普通にトリミングテーブルから飛び降りますから」と先生。
そんなこと言わないで〜!!(涙)

先生以外の人は初めてグルーミングされるというその子。
初めての人が私なんて可愛そう・・・なんて同情している余裕はまったくない。

まさか本当に飛び降りたりはしないだろうと思っていたら、ドライヤーの時ほんとうにあわや飛び降りそうになり慌てて取り押さえる。
しゃれにならん!!

焦りまくってドライヤーをしたせいで毛はぐるぐる。
先生には「朝来た時と変わんない」と最悪のコメントをいただく。

カットの時もその子は落ち着かない。

見習いに行っているお店でも飼い主さんが来るとワンコは興奮し、落ち着かなくなるものだ。
先生が生徒に呼ばれて移動するたび、目は先生を追い体が動いてしまう。

「ダメだよ、ステイだよ」
そう言ってもなかなか聞いてくれない。

どうしたらいいの?とオロオロしていると後ろのテーブルから別な先生が「目を見て叱りなさい!アイコンタクト!」と助け舟を出してくれた。

犬を厳しく叱るのは苦手だ。
ましていつも叱られている先生の犬をちゃんと叱ることが私にはできなかった。

でもここはトリミングのためにやらなくては!
と決心しその子の目を見てはっきりと「ダメ!」と言った。

少しだけその子の動きが鈍くなった。
その間に少しでも!と鋏を動かした。
顔をもたれたその子がく〜んと悲しく鳴くのを聞いて胸が痛んだが無視して続ける。

どんな形になったのか、自分が何していたのかはあまり覚えていない。

ただその子に怪我がなく無事終わったこと、そしてアイコンタクト!という先生の言葉だけが記憶に残っている。

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